巨大色素性母斑、獣皮様母斑について検索して
この巨大色素性母斑ネットワーク、 通称母斑ネットに
いらっしゃったみなさまこんにちは!
巨大色素性母斑を治療中の娘(クリスマス前日に欲しいものが変わってしまうもamazonサンタは止められない!どうなるクリスマスの朝…‼)をもつ二児の母、asukaです!
さて前の記事から引き続き、
ジェイス術後ケアのプレパレーションえほんです。
今回は、
『抜糸編』。
ん?ジェイスって縫合しないで患部に乗せてくっつくの待つんじゃないの?
抜糸って?と思われた方もいらっしゃるかと思います。
私も思ってました…‼
どういうことなのかは下記にてご覧ください↓
ジェイス術後ケア説明えほん『抜糸編』
かいたひと:asuka
早速なのですがこのページ、
一応この抜糸直前のタイミングで入れてはありますが、
ガーゼ初交換のタイミング、聞いてみると人によって様々でした。
抜糸まではガーゼに一度も触らなかったという方もいれば、
ガーゼが日々汚れるので、患部に直接付いている部分以外は切り取って変えていたという方もいたり…。
ガーゼ交換、というよりガーゼを留めているテープ剥がしが
お子さんにとっての痛みのある処置第一弾なので、
いつ頃やることになりそうか、担当の看護師さんに確認しておいて貰うと
親子ともに心の準備がしやすいかと思います!
そして、これなんです…!
なんと、ジェイス自体は縫合いらないそうなのですが、
ジェイスをしっかり守るために、
ガーゼを患部周辺の皮膚に縫い付ける病院が多いそうなんです!
うちの子の場合は周囲をぐるりと縫い付けてありました。
指一本触れさせねぇ!という先生の意気込みを感じました(笑)
うちはチャーシューのようなかんじで、
一か所切れ目を入れて引っ張れば全部取れるようなくっつけ方でした。
なのですごく簡単に糸は外れました!
9歳ですが、腕の内側で擦れないようにということなのか、
頑丈に縫い付けてありました。
年齢や患部によって、というよりは、
病院の方針によって縫い付けのがっちり具合も違ってくるようです。
とりあえずイラストはMAXがっちりで描いてあります!
でもなかには…
うちはガーゼの縫い付けしてません。
ガーゼの上に分厚くコットンを乗せて
テープと腹帯でがっちり固定です。
こういう経験者さんもいらっしゃったので、
この抜糸編は要る人要らない人分かれそうです。
術後すぐはこどもが落ち着くまで頭真っ白かもしれませんが、
タイミングを見て、医師にどんな処置をしたのか
詳しく聞いてみるのが良いと思います!
ガーゼを開けてみるまで親ですらよくわかんない…という状態だと
こどもに説明するのも難しいですもんね!
ここからの流れは以前の術後プレパレーションと同じ流れです。
処置室前で、「押さえられるのが嫌なの!」という
お子さんの泣き声を聞いたことがあります。
動かないで欲しい理由と、動かないお約束と、
動かないでいるためのお手伝い、
これらをしっかりと理解して貰うのは簡単なことではありませんが、
やっぱりとても大事なことだと思います。
『動いちゃった罰』でも『いじめている』のでもなく、
『私たちは君が安全でいるためのお手伝いをするよ』というスタンスであることを
言葉や態度で伝える工夫が必要な場面ですね。
お話出来る年齢のお子さんだと、
『好きなキャラクターについて質問して気を紛らわせる』というのが
鉄板ネタみたいです!
安全のため、動かないでいることだけ頑張ってくれたら、
泣いてしまうこと、喚いてしまうことは許容してあげましょう。
『悪いことをされているわけじゃない』
『大変だけど、終わったら褒めて貰える』
『どうやら自分は頑張れたらしい』
こどもにとって自信に繋がるような形で
気持ちを誘導してあげられるといいですよね。
母斑ネットも、頑張ってる患者さんのことも、
患者さんを応援するご家族のことも応援しています!
ジェイス術後ケア編②はこれにて終了です。
このパートが不要な場合は飛ばして
①と③で使ってみてくださいね。
ではこの後は最後のパート、
③『ジェイス洗浄解禁編』です!